Goo-it!編集部:
あらゆる角度から現場のセラピストの方々にインタビューをさせていただく連載企画始動!
記念すべき第1回は、Goo-it!歴2年以上でトータルのセラピスト歴はなんと10年を超える現役セラピストの方に、「指名率を上げるために実践していること」をテーマにインタビューをさせていただきました!
指名ランキング上位の常連さんです!性別だけお伝えしますと女性です!
Goo-it!編集部では、あらゆるテーマを題材としたインタビューへの参加者を大募集しています!リラクゼーションへの想いや仕事のこだわり、プライベートや趣味など幅広いテーマをもとに、セラピストの皆さんお一人おひとりのGoo-it!への関わり方などをご紹介させてください!
編集部からLINEを通じて皆さんに熱烈オファーをさせていただきます!
店舗全体の来店人数を意識する
Goo-it!編集部:
単刀直入に、指名率を上げるためにはどうすればよいのでしょうか?
女性セラピスト:
正直な話、「指名を上げるために〇〇しよう!」と思ったことはありません。
指名が増えるのは良いことですが、イコール「私しか対応できない」人数が増えることになりますし、1人で疲れるより、来店数自体を上げて皆で「今日疲れたね~!」って言えた方が気持ち良いと思ったので。
なので、「店舗の来店人数を上げよう」とは考えました。
その為の対策をした結果、店舗への来店数はもちろん自分の指名も上がり、幸いなことに配属初月から17本、4ヶ月目には37本指名をいただくことができました!
Goo-it!編集部:
店舗全体の来店人数を意識することで、結果的に個人指名に繋がるという発想なんですね!
女性セラピスト:
そうなんです。そこで、来店人数を上げる為に行った具体的な対策は4つです。
1.「いつでも口角は上げて接客!」
とにかく表情は感じ良く!これに尽きます。半分以上はこれです。
無表情より、口角を上げていた方が他人が話しかけ易いそうです。
私が新卒で入社した会社で、上司から徹底的に叩き込まれたことでもあるので、もう接客時のクセになっていますね。
「笑顔は0円じゃない!お金を生む為の布石だ!」と言われたのは今でも覚えています。
待ってる時は口角を上げて、喋る時はなるべく笑顔になるように意識しました。
Goo-it!編集部:
接客業における基本中の基本なのかもしれませんが、やっぱり表情や立ち振る舞いはとても大切なんですね。
2.「あいさつは目を見てハッキリと!」
あいさつは必ず相手の顔を見てします。出入り口なら軽く一礼も添えます。
出入り口近くで施術中なら顔は向けて、頭を下げます。
なぜならば自分がお店に行った時に、なおざりな挨拶されたらむかつくから(笑)
それだけですが、最初や最後の印象を変えるには十分じゃないかなと思います。
3.「施術前にきちんとお客様の話をきく!」
初めてでも、リピーターの方でも、必ずきちんと話を聞きます。
これ研修の時にも言われると思うんですが、大事ですよね。
だって話を聞いてくれないスタッフに体触られるって…心配になりませんか?
あくまで個人的な流れですが、
1.名乗る、主訴を伺う ⇒ より詳しい部位を伺う
(例:肩が痛い ⇒ 肩の上が痛いのか、背中寄りか、左右差はあるか等)
必要そうなら普段気になる身体の動きの有無のチェックをします(回すと痛む等)
2.今回はどういう流れで施術を行うのかざっと簡単に説明する
(例:伺った肩と腰を中心に、首から足裏まで全体を緩めてから必要そうであれば軽くストレッチも行ってよろしいですか?)
この2点はほぼ必ず行います。
カーテン開けたら既にベッドに寝ているお客様もいらっしゃいますが、そういう時はざっくり聞いて施術中必要な時に確認をしていきますね。もし寝ている時は、起こさないように施術を続けます。そうすることで、「主訴を伝えたのに違う場所を押された」「我慢して受けた」なんて事が起きにくいように配慮します。
最後に一言二言、「こうするとより過ごしやすくなる」アドバイスをして、終わりにします。
ちなみに施術中は、話しかけられたり、必要がなければずっと無言を貫いています。
リラクゼーションなので、体の辛さを第一に対応しています!
4.「口調と態度は、自分の可能な限り丁寧に」
特に口調ですね。
金銭のやり取りが発生する「仕事」なので、友達に話すような言葉遣いは論外です。
リピーターの方で仲良くなったとしても、言葉の選び方は変えません。あくまでお客様なので。「~しちゃって」ではなく「~してしまって」と話したりとか、些細な部分なんですが大事だなと思います。
最後になりますが、個人的な意見を1つだけ。
4と被りますが、私は接客のポリシーとして「今の自分が可能な最大限の丁寧さを」を心掛けています。
へりくだる、ではなく丁寧さです。
たまに、「この価格帯のお店ならこのくらいの接客で~」と言うスタッフさんをお見掛けするのですが、その気持ちがよく分からないんですよね。
「価格に見合った接客をする」というのは理解できるのですが、イコール接客態度を下げて良いにはならないんじゃないかなと。
もっと言うと「値段なりの対応だった」は、お客様側が言うことなのではないかと思います。(あくまで個人的な意見ですよ!)
そういった点も踏まえて、お客様に「また来たい」「この人に対応してもらいたい」と思ってもらうには、人として丁寧に接する事。これに尽きるのかなと思います。
だから、自分の持てる最大限の丁寧さと思いやりを前に出せば(多分)指名はおのずと上がりますよ!
Goo-it!編集部:
現場で10年以上の施術をご経験され、たくさんのお客様を笑顔にしてきた現役セラピストの方のご意見にはすごく重みを感じます。
本日はありがとうございました!